
トヨタ・カムロードをベースとしたキャンピングカーには、後方にメインの乗降口を設けた「リアエントランスモデル」が多数存在します。このレイアウトは、室内に広々とした空間を生み出し、キャンプでの団らんをより豊かにしてくれます。本記事では、リアエントランスモデルの特徴を解説し、主要15モデルの比較を通じて、あなたにぴったりの一台を見つけるお手伝いをします。
ポイント
- リアエントランスモデルがもたらす開放的な室内空間の魅力
- 各モデルにみられる多様なベッドレイアウトと収納の特徴
- コンパクトモデルからフラッグシップまで、価格と装備のバランス
- 日常使いからキャンプまで、乗降の利便性とプライバシー対策
もくじ
- カムロード リアエントランスモデルの特徴と魅力
- カムロードの主要リアエントランスモデル
- ANTHONY-LE AtoZ
- Discovery 1(ディスカバリー) G2 JP STAR
- MOBBY(モビー)DC 東和モータース
- Jeepney(ジープニー) RE ナッツRV
- CORDE Leaves(コルドリーブス) VANTECH
- Grand Puppy 0.2 キャンパー厚木
- Aletta(アレッタ) RE ナッツRV
- LEBEN(レーベン)DC 東和モータース
- WOHN(ヴォーン)DC 東和モータース
- CREA(クレア) 5.3RE ナッツRV
- ZiL(ジル) VANTECH
- NINJA(ニンジャ) ダイレクトカーズ
- LOGHOUSE(ログハウス) ダイレクトカーズ
- DN-75 (KATANA) ダイレクトカーズ
- LIBERTY(リバティ)52RE i ANNEX
- カムロード リアエントランスモデルの比較と選び方のポイント:まとめ
カムロード リアエントランスモデルの特徴と魅力

- リアエントランスモデルの特徴
- リアエントランスモデルのメリット
- リアエントランスモデルのデメリット
リアエントランスモデルの特徴
リアエントランスレイアウトの特徴
リアエントランスとは、車両の後方にメインの乗降口を設けたレイアウトです。この配置により、室内中央に広々としたリビングスペースを確保できることが最大の魅力です。調理中のキッチンとリビングが分断されず、一体感のある団らん空間を生み出します。また、後方からの出入りはプライバシーが守られやすく、キャンプサイトでの開放的な使い方にも適しています。
コンパクトモデルからフラッグシップまで
比較対象のモデルは、価格帯や装備の充実度によって大きく3つのカテゴリーに分けられます。まずは、全長5m未満のコンパクトボディで都市部での扱いやすさを追求したエントリーモデル群です。次に、家庭用エアコンや大型冷蔵庫、充実した電装システムを標準装備し、快適性と実用性のバランスが取れたスタンダードモデル群。そして、ラップ式トイレやシャワールーム、大容量リチウムバッテリーシステムなどを備え、長期滞在にも対応した高級・フラッグシップモデル群があります。それぞれのライフスタイルや予算に合わせて選択肢が広がっています。
多様なベッドレイアウトと収納力
リアエントランスモデルは、就寝スペースの確保方法にも特徴があります。主に、運転席上部のスライド式「バンクベッド」と、リビングのダイネットを組み替えて作る「フルフラットベッド」を組み合わせる方式が主流です。これにより、コンパクトな車体ながら複数名の就寝を実現するモデルが多く見られます。収納面では、車外からアクセスできる大型の「マルチルーム」や「外部収納庫」を備えたモデルが多く、アウトドアギアや荷物を効率的に収められます。
リアエントランスモデルのメリット
開放的なリビング空間の確保
リアエントランスモデルは、車両後方にドアを配置することで、室内中央に広大なリビングスペースを確保できます。従来のサイドエントランスではドア周辺に動線を取られることが多いですが、このレイアウトではダイネットやソファを車体のほぼ中央に大きく配置できます。例えば、ZiLやWOHNシリーズでは、対面シートとサイドカウチを組み合わせた開放的なコの字型ダイネットを実現しており、大人数での団らんに最適です。
調理中の一体感と利便性の向上
キッチンをリアエントランス付近に配置するモデルが多く、調理中もリビングにいる仲間と会話を楽しめる「一体感」が特徴です。CORDE Leavesのようにカウンターキッチンを採用したモデルでは、調理者も景色や仲間を見渡せます。また、Jeepney REやMOBBY DCのように、シンクの蛇口を外部シャワーとしても使える仕様も多く、アウトドアでの手洗いやシャワーとして活用できる利便性があります。
多様なベッドレイアウトと収納力
就寝時には、広いリビングをそのままフルフラットベッドに展開する方式が主流です。Aletta REやCREA 5.3REでは、サイドベンチのマットを組み替えることで、車内全体を広大な寝床に早変わりさせられます。収納面では、車外からアクセスできる「マルチルーム」や「外部収納庫」を備えるモデルが多く見られます。NINJAのように、大型の引き出し式収納ボックスを備えたモデルもあり、アウトドアギアや荷物の整理が容易です。
リアエントランスモデルのデメリット
居住スペースの確保とレイアウトの制約
リアエントランスモデルは、車両後方にドアを配置するため、室内レイアウトに一定の制約が生じます。キッチンや収納スペースがリヤ付近に集中する傾向があり、特にコンパクトボディのモデルでは、リビングダイネットの広さや家具の配置に工夫が必要です。例えば、全長5m未満のモデルでは、居住空間の広さと多機能性のバランスが課題となります。また、大型モデルであっても、充実した装備を収めるために、ベッドの展開や収納に一手間かかる場合があります。
乗降時の利便性とプライバシー
リアエントランスは、キャンプサイトでアウトドアスペースと室内を直結できる利点がありますが、反面、日常的な使い勝手では考慮すべき点もあります。駐車時に車両後方のスペースが必要となるため、後退駐車が必須となる場面が多くなります。また、ドアが車両後方にあるため、路肩での乗降時には後方の交通に十分な注意が必要です。さらに、プライバシーを重視した設計のモデルもありますが、リヤドアから室内が直接見えやすい構造も多く、カーテンや間仕切りの活用が重要になります。
価格と装備のバランス
リアエントランスモデルは、特殊なレイアウトと構造から、一般的に架装コストが高くなる傾向があります。その結果、同メーカーのサイドエントランスモデルと比較して、価格帯が高めに設定されている場合が少なくありません。例えば、多機能で高装備なモデルは、高価格なカテゴリーに属します。一方で、比較的入手しやすい価格帯のモデルも存在しますが、その分、標準装備の内容や使用素材に差が見られることがあります。予算と求める装備の優先順位を明確にすることが重要です。
カムロードの主要リアエントランスモデル
- ANTHONY-LE AtoZ
- Discovery 1(ディスカバリー) G2 JP STAR
- MOBBY(モビー)DC 東和モータース
- Jeepney(ジープニー) RE ナッツRV
- CORDE Leaves(コルドリーブス) VANTECH
- Grand Puppy 0.2 キャンパー厚木
- Aletta(アレッタ) RE ナッツRV
- LEBEN(レーベン)DC 東和モータース
- WOHN(ヴォーン)DC 東和モータース
- CREA(クレア) 5.3RE ナッツRV
- ZiL(ジル) VANTECH
- NINJA(ニンジャ) ダイレクトカーズ
- LOGHOUSE(ログハウス) ダイレクトカーズ
- DN-75 (KATANA) ダイレクトカーズ
- LIBERTY(リバティ)52RE i ANNEX
ANTHONY-LE AtoZ
AtoZの「ANTHONY-LE」は、トヨタ・カムロードをベースにしたキャブコン型キャンピングカーで、リアエントランスレイアウトを採用したモデルです。最大の特徴は、リアエントランスと3人掛けのサイドベンチシートを組み合わせることで実現した、シリーズで最も開放的な「コの字型ダイネット」にあります。このレイアウトにより、最大10名の定員を活かして多人数での団らんが可能となり、車内に一体感が生まれます。また、家庭用ルームエアコンとシリーズ最大となる85Lの大型冷蔵庫を標準装備しており、真夏や真冬でも自宅のような快適さを保ち、長期の食材ストックも安心です。内装は季節をイメージした3つのデザインタイプから選ぶことができ、ユーザーの好みに合わせて車内の雰囲気をカスタマイズできる点も魅力です。全長4980mm、全幅1910mmと比較的コンパクトなサイズを維持しつつ、こうした充実した居住性を実現しているのは、リアエントランスによって空間設計に優れた自由度を得ているからと言えるでしょう。
この記事のテーマである「リアエントランスモデル」の中でも、ANTHONY-LEは「多人数での利用」と「家庭的な快適さの標準装備」を強く打ち出したモデルです。リアエントランスによって生まれた開放的なコの字ダイネットは、家族や友人グループでのキャンプにおいて、車内での食事や会話をより楽しいものにしてくれます。また、家庭用エアコンと85L冷蔵庫が初めから装備されているため、別途オプションを追加することなく、一年を通じて快適なキャンプ生活をすぐに始められる点が大きな強みです。電装システムは、100Ahのサブバッテリーと30Aの外部充電機能を備え、基本的なキャンプ用途をカバーします。ただし、比較的高価格帯の他モデルに見られるような大容量のトリプルサブバッテリーや大出力インバーター、FFヒーターは標準装備されていないため、極寒地での暖房や大電力機器を長時間使用するようなこだわりのバンライフには、装備面での検討が必要かもしれません。価格はカムロードのリアエントランスモデルの中では比較的入手しやすい価格帯に位置し、充実した標準装備を考えるとコストパフォーマンスに優れていると言えます。多人数でのキャンプを想定し、初めから快適な装備が揃っているモデルを求めている方、特に家族連れにおすすめできる一台です。
室内・装備画像
主な装備と詳細
- キッチン: 給排水各20Lタンクを備えたステンレスシンクとカセットコンロ。
- 冷蔵庫: 簡易冷凍庫付きのシリーズ最大85L冷蔵庫(12V)。
- 電子レンジ: 標準装備の電子レンジ。
- バンクベッド: 大人3名が就寝可能なプルダウン式バンクベッド。
- リビング: 3人掛けサイドベンチシートを含む、多人数でくつろげるコの字型ダイネット。
- マルチルーム: 床防水仕様のマルチルーム(L700×W770mm)。
- 収納: 扉付きリヤ収納庫など豊富な収納スペース。
- エアコン: 季節を問わず快適な家庭用ルームエアコン。
- 換気ファン: 吸排気切り替え機能付きのマックスファン。
- 外部収納: 外部収納庫1ヶ所、バゲッジドア1ヶ所。
- 窓: 網戸・シェード内蔵のアクリル二重窓。
- 電装システム: 100Ahサブバッテリー、30Aチャージャー、走行充電、集中スイッチパネルを完備。
- 外部電源: AC外部入力ポート。
- ボディ: 高断熱のFRP高断熱ボディ。
ベース車両:トヨタ カムロード
乗車定員:10名
就寝定員:6名
車両価格(税込み):8,448,000円〜
公式製品ページ
ANTHONY(アンソニー)シリーズ の詳細・スペック解説ページへ
Discovery 1(ディスカバリー) G2 JP STAR
JP STARの「Discovery 1(ディスカバリー) G2」は、トヨタ カムロードをベースとした全長5m未満のコンパクトキャブコンです。その最大の特徴は、車両後部に設けられたリアエントランスドアにあります。このドアを開けると、まるでホテルの一室のような開放的な室内空間が広がり、従来のサイズエントランスモデルとは異なる、圧倒的な開放感と出入りのしやすさを実現しています。ベース車両の信頼性の高さに加え、都市部での日常使いを意識した平面駐車場対応サイズは大きな魅力で、キャンピングカーでありながら普段使いの車としても違和感なく扱える点が評価されています。
走行性能にもこだわりが感じられます。130馬力のガソリンエンジンに加え、前後スタビライザーを標準装備することで、キャンピングカー特有のボディの揺れを抑制し、高速道路や山道でも安定した走りを約束します。室内は、リモコンキー連動のキーレスドアと自動ステップが迎え入れ、シンクとカセットコンロを備えたキッチン、108Lという大型冷蔵庫、三菱電機「霧ヶ峰」の100Vホームエアコンなど、快適なキャンプ生活に必要な装備が一通り揃っています。就寝時には、スライド拡張式のバンクベッドとダイネットを変換したベッドで最大5名が眠ることが可能です。
このモデルの真骨頂は、最新の「G2」電力システムにあります。Renogy製400Wソーラーパネル、400Ahの大容量リチウム電池(48V)、3000Wインバーター、そして急速充電システムを組み合わせることで、エンジン停止後も長時間にわたりエアコンや家電を使用できる自立性を備えています。給湯システムやシャワー付きマルチルーム、外部シャワーも装備され、キャンプ場に依存しない、どこでも快適なアウトドアライフを送ることができるでしょう。
カムロードのリアエントランスモデルというテーマから見ると、Discovery 1 G2は「コンパクトサイズと最新の居住性・自立性を高度に融合させたモデル」と言えます。全長4990mmの扱いやすさを保ちながら、リアエントランスがもたらす開放的な室内レイアウトは、家族や友人と車内でくつろぐ時間を格段に豊かにします。特に、後部ドアから直にアクセスできるキッチンや居住空間は、アウトドアでの調理や景色を楽しみながらの団らんに最適です。
このモデルは、週末ごとに気軽にアウトドアに出かけ、キャンプ場でも市街地でもストレスなく使いこなしたい方に特におすすめです。コンパクトな寸法は日常的な買い物や通勤にも活用できる可能性を秘め、一方でG2電力システムと充実した生活装備は、長期宿泊やフリーサイトにも対応できる本格的なキャンパーとしての側面を兼ね備えています。最新の電装システムで電力を気にせずエアコンを使いたい方や、リアエントランスの開放感を存分に楽しみたい方にとって、非常にバランスの取れた選択肢となるでしょう。
室内・装備画像
主な装備と詳細
- キッチン: 蛇口レバー付き水栓のシンクと、CB缶2本使用のカートリッジ式カセットガスコンロ、および給湯システム(ボイラー)
- 冷蔵庫: 108Lの大型冷蔵庫。
- 電子レンジ: 電子レンジを完備。
- 給排水: 75Lの清水タンクと合計約50Lの排水タンク。
- ベッド: スライド拡張式のバンクベッドと、テーブルを押し下げて展開するダイネットベッド。
- マルチルーム: マックスファン(換気扇)を設置したシャワー付きマルチルーム。車外で使える外部シャワーも装備。
- 空調: 三菱「霧ヶ峰」100Vホームエアコンと、エバスペッヒャー製FFヒーター。
- テレビ: フルセグチューナーを備えた後席用テレビ。
- サイドオーニング: 電動で展開するサイドオーニング。
- エントランス: リモコンキー連動のキーレス式エントランスドアと、ドア開閉連動の自動ステップ。
- 外部収納: 外部収納と外部充電コード。
- 電装システム: Renogy製400Wソーラーパネル、急速充電システム、48V電源、130Aオルタネーター、3000Wインバーター、400Ahリチウム電池を搭載した「G2」電力システム。
- コンセント: 室内各所のUSBポートと100Vコンセント。
- 足回り: 車体の揺れを抑える前後スタビライザーと、乗り心地を向上させるリアサスペンション・ロングテーパーリーフ。
ベース車両:トヨタ カムロード
乗車定員:7名
就寝定員:5名
車両価格(税込み):8,500,000円〜
公式製品ページ
Discovery 1(ディスカバリー) の詳細・スペック解説ページへ
MOBBY(モビー)DC 東和モータース
MOBBY(モビー)シリーズのDCモデルは、トヨタ・カムロードをベースに東和モータースが手掛けるキャブコンで、その最大の特徴は全幅192cmというスリムなボディにあります。この幅は、日本の狭い路地やコンパクトな駐車場でもストレスなく走行・駐車できる機動性の高さを意味しており、日常使いや街中でのキャンプを想定する方には特に魅力的です。モデル名の「MOBBY」は「Mobility(移動性)」と「Hobby(趣味)」を組み合わせた造語で、そのコンセプト通りの使い勝手を実現しています。
このDCモデルのレイアウトの核は、車体後方に設けられたリアエントランス(リアエントランス)です。エントランスドアとキッチンを車両後部に集約することで、車内中央部に広々としたリビングスペースを生み出しています。左サイドに配置されたカウチソファと、両サイドの大きな窓から差し込む光が作り出すダイネットは、明るく開放感があり、家族や友人との団らんに最適です。また、シリーズ中最大の「フリールーム」を備えており、収納スペースとしてだけでなく、ポータブルトイレを設置するなど多目的に活用できる点も実用的です。
快適性の面では、家庭用エアコンを標準装備している点が大きな強みです。エンジンを止めた状態でも、サブバッテリーの電力で稼働させられるため、真夏や真冬のキャンプでも車内を快適な温度に保てます。電装システムも充実しており、高効率な走行充電システムと大容量のトリプルサブバッテリーを搭載。電子レンジや冷蔵庫などの家電を気兼ねなく使える安心感があります。キッチンは車外でも使えるシャワーフォーセット付きで、アウトドアシーンでの利便性も考慮されています。
リアエントランスモデルというテーマからMOBBY DCを見ると、その魅力は「コンパクトさと居住性の絶妙なバランス」に集約されます。全幅192cmは比較対象となる他社のリアエントランスモデルの中でも特にスリムな部類であり、運転や駐車に対する苦手意識を軽減してくれます。一方で、設備は家庭用エアコンや大容量サブバッテリー、電子レンジなどが標準装備され、価格帯もカムロードベースのリアエントランスモデルの中では比較的入手しやすい領域に位置しています。これは、機動性を重視しながらも、キャンプにおける基本的な快適性はしっかりと譲りたくないというユーザーに最適な選択肢と言えるでしょう。
注意点としては、スリムなボディ幅は室内の横幅の広さには直接的に結びつかない点が挙げられます。リビングスペースは長手方向に広く確保されていますが、車体幅いっぱいをダイネットが占めるレイアウトではないため、室内の広がり方には他モデルとの比較検討が有益です。また、就寝時はダイネットをベッドに変換するほか、運転席上のスライド式バンクベッドを利用することになり、常設の固定ベッドはありません。毎日のようにベッドの上げ下ろしを行うことを厭わない方、またはバンクベッドをメインに使う方には問題ありませんが、常に広いフラット空間をキープしておきたい方にはやや手間に感じられるかもしれません。
総合的に、MOBBY DCは「街乗りや細い道も気にせずドライブしたい」「キャンプではエアコンで快適に過ごしたい」という、日常と非日常の両方で高い実用性を求める方に強くおすすめできるモデルです。特に、キャンプ初心者や、キャンピングカーを週末の趣味として気軽に楽しみたいファミリー層にとって、扱いやすいサイズと充実した装備のバランスが理想的です。
室内・装備画像
主な装備と詳細
- キッチン: 車外でも使用可能なシャワーフォーセット付きシステムシンクとカセットガスコンロ。
- 冷蔵庫: 冷凍と冷蔵を分けて保存可能な60Lの2ドア冷蔵庫(1WAY)。
- 電子レンジ: 車内での調理に便利なヘルツフリー電子レンジ。
- 給排水: キッチンで使用する各19Lの給排水タンク。
- ベッド: 大人3名が就寝可能なダイネットベッドと、アルミラダー付きスライド式バンクベッド。
- マルチルーム: 収納やポータブルトイレ設置など多目的に使える大型フリールーム。
- 空調: エンジン停止時も使用可能な家庭用エアコン。
- 収納: 左右天井キャビネットやシューズボックスなどの収納設備。
- 内装: 団欒をサポートするテーブルセットとプライバシーを守るカーテン。
- 窓: 遮光ブラインド&バグネットを内蔵したアクリル2重窓。
- 外装: ハータル製エントランスドア、LEDエントランス灯、後部LEDマーカーランプ、2か所のバゲッジドア。
- 電装システム: トリプルサブバッテリー(100Ah×3)とCTEK高効率走行充電システム、デジタルバッテリー残量計。
- 発電・充電: 外部電源(10m延長コード付)および1500W正弦波インバーター。
- 構造: 断熱性に優れたFRP高断熱コンポジットパネル。
- ベース車装備: 130Aへアップグレードされたオルタネーターやワイヤレスドアロック。
ベース車両:トヨタ カムロード
乗車定員:7名
就寝定員:5名
車両価格(税込み):8,635,000円〜
公式製品ページ
MOBBY(モビー)シリーズ の詳細・スペック解説ページへ
Jeepney(ジープニー) RE ナッツRV
ナッツRVが手がける「Jeepney(ジープニー) Type RE」は、トヨタ・カムロードをベースにしたキャブコン型キャンピングカーです。最大の特徴は、その名の通り「リアエントランス」を採用したレイアウトにあります。車両後部に設けられたドアから出入りするこの構造により、室内空間の使い方に大きな自由度が生まれています。サイドに配置されたベンチシートを展開することで、車内全体を広大なフルベッドとして活用できるのが特長で、複数名での就寝が可能です。また、このベンチシートを活用すれば、家族や友人と囲みたくなる「掘りごたつ」のような団らんスペースを簡単に構築できます。キッチンはリアエントランス横に配置され、引き出し式の蛇口は外部シャワーとしても利用可能で、アウトドアシーンでの利便性が高い仕様です。標準で電子レンジや冷蔵庫も装備され、本格的な調理もこなせるよう配慮されています。
カムロードのリアエントランス仕様の中でも、Jeepney REは「車内全体をフルベッド化できる柔軟性」と「家族向けの団らん空間」を強く打ち出したモデルと言えます。リアエントランスによって、ベッドルームにもダイニングにも早変わりする広々としたフラットな床面を実現しており、特に小さなお子様連れの家族にとっては、寝転がったり遊んだりできる空間として重宝するでしょう。装備面では、家庭用エアコンを長時間駆動させるための「EVOLITE」電装システムが標準搭載されており、停車中の快適性も重視されています。また、FFヒーターのダクトが通った半防水のマルチルームは、クローゼットや乾燥室として多目的に使える点も実用的です。注意点としては、給排水タンクが比較的コンパクトなため、水回りを多用する長期滞在では計画的な使用が必要かもしれません。コンパクトなサイズを活かし、日常的な使いやすさとキャンプでの広々感を両立させたい家族や、室内のレイアウトをその時々のシチュエーションで自由に変えて楽しみたいユーザーに特に向いているモデルです。
室内・装備画像
主な装備と詳細
- キッチン: 外部シャワーとしても利用可能な引き出し式蛇口を備えた、リヤエントランス配置のキッチン。
- 給排水: キッチン(システムシンク)内部に設置された各19Lの給排水タンク。
- 冷蔵庫: 60L冷蔵庫。
- 電子レンジ: 標準装備された電子レンジ。
- ベッド: 通路へのマットセットにより車内全体を広大な就寝空間にできるフルベッド展開機能。
- バンクベッド: 展開すれば大人2人がゆったり就寝できるスライド収納式バンクベッド。
- マルチルーム: クローゼットや乾燥室として多目的に利用可能なFFヒーターダクト付き半防水マルチルーム。
- 空調・冷房: 走行充電だけで長時間駆動させることが可能な家庭用エアコン。
- 内装その他: 家族で囲める団らんの場を構築可能な「掘りごたつ」風ダイネット。
- 内装その他: チャイルドシート装着にも対応したサードシート3点式シートベルト。
- 電装システム: 家庭用エアコンを長時間駆動させる「EVOLITE」システム(300Ahサブバッテリー・1500W正弦波インバーター標準搭載)。
- 構造: 冬の保温性と夏の断熱性を高めたオリジナルパネル構造の高断熱・高剛性ボディ。
- 足回り: 走行安定性を高めるダブルタイヤ。
ベース車両:トヨタ カムロード
乗車定員:7名
就寝定員:5名
車両価格(税込み):8,679,000円〜
公式製品ページ
Jeepney(ジープニー) の詳細・スペック解説ページへ
CORDE Leaves(コルドリーブス) VANTECH
CORDE Leaves(コルドリーブス)は、VANTECHがトヨタ・カムロードをベースに架装したキャブコン型キャンピングカーです。全長5m×全幅2mというコンパクトなボディサイズでありながら、その中に「リアエントランス(車両後部乗り降り口)」というレイアウトを採用することで、広々とした室内空間と新設計のカウンターキッチンを実現したモデルです。このリアエントランスの採用により、調理をする人とダイネット(食事スペース)でくつろぐ仲間との間に壁がなく、お互いの顔を見ながら会話を楽しむ「見える一体感」が生まれています。キッチンはガラスカバー付きステンレスシンクと2口コンロを備えたFRP製で、調理中の水はねにも強い仕様です。また、安全性と断熱性に優れたFRP一体成形のCSボディを採用し、走行中の安心感と居住空間の快適さを両立しています。定員は7名、就寝は5名まで可能で、家族や友人グループでの利用に適した規模感を持っています。
このモデルは、まさに「リアエントランスモデル」という記事のテーマの魅力を、コンパクトなサイズに凝縮した代表的な一台と言えるでしょう。後部からの出入りにより、室内レイアウトの自由度が高まり、キッチンを後方に配置することで広々としたオープンな居住空間を生み出しています。その結果、限られた車内で調理者を孤立させず、キャンプらしい団らんを重視する方に特に向いています。装備面では、家庭用セパレートエアコンやFFヒーター、大容量のサブバッテリーと高出力のインバーターなど、長期滞在も見据えた本格的な電装・空調システムが標準装備されている点も強みです。足回りにはリアダブルタイヤと強化サスペンションを採用し、キャブコンならではの走行安定性にも配慮されています。注意点としては、コンパクトボディに5人寝泊まりを求める場合、収納やプライバシー面で計画的な荷物の整理が必要になるかもしれません。総合的に、日常的な使い勝手の良さとキャンプにおける開放感を両立させたい方、そしてベーシックながらも充実した装備でコストパフォーマンスを重視したい方にとって、非常にバランスの取れた選択肢となるモデルです。
室内・装備画像
主な装備と詳細
- キッチン: ガラスカバー付きステンレス製シンクと2口コンロを備えたFRP製フロアのギャレー。
- ベッド: 読書灯とUSB充電ポートを備えたバンクベッド。
- マルチルーム: 水に強いFRP製フロアとハンガーポール付きクローゼット、長押(なげし)を完備。
- 空調・暖房: 家庭用セパレートエアコンおよびWebasto製FFヒーター。
- 換気: 自然排気も可能なMAXX FAN(スモーク)および手元照明付きレンジフード。
- 給排水: 20L清水タンクと51L生活用水タンク。
- 室内照明: 平面発光のLEDライト。
- リアエントランス: 引き出し式の大きな網戸とマルチボックスを装備したエントランスドア。
- 外部収納: LEDライト付きFRP製外部収納庫および丸ごと水洗い可能なFRP製ゴミ収納庫。
- 収納: 室内からもアクセス可能な車両後部収納、およびベンチシート下と繋がる長物収納に便利な右外部収納庫。
- 電装システム: トリプルサブバッテリーおよびリモートスイッチ付き1500Wサイン波インバーター。
- ボディ: FRP一体成形で安全性の高いCSボディ、夜間視認性を確保するLED後部コンビネーションライト。
- 発電系: 12V-130AICへアップグレードされた強化12Vオルタネーター。
- 足回り: KYB社製VANTECHオリジナル・ショックアブソーバーを採用したVサスペンションシステム。
- 駆動系: 走行安定性を高めるリアワイドトレッド&ダブルタイヤ仕様。
ベース車両:トヨタ カムロード
乗車定員:7名
就寝定員:5名
車両価格(税込み):9,140,000円〜
公式製品ページ
CORDE Leaves(コルドリーブス) の詳細・スペック解説ページへ
Grand Puppy 0.2 キャンパー厚木
キャンパー厚木が手掛ける「Grand Puppy 0.2 」は、トヨタ・カムロードをベースに、全長を延長することで生まれた、リアエントランスレイアウトのファミリー向けキャブコンモデルです。最大の特徴は、その就寝スペースの広さにあります。跳ね上げ式のロフトベッド(バンクベッド)とサロンをベッドに展開することで、大人数での就寝が可能です。大人数での家族旅行やグループでのキャンプでも、快適に眠れるスペースを確保しています。ロフトベッドは就寝時以外は収納できるため、昼間は頭上を圧迫せずに広々とした室内空間を楽しめるのも利点です。
標準装備の充実ぶりもこのモデルの強みです。省エネタイプの家庭用ルームエアコンやFFヒーターにより、一年中快適な温度環境を維持できます。電装システムは、大容量サブバッテリーと正弦波インバーターを備え、エアコンなどの家電をアウトドアで安心して使用できる基盤を整えています。キッチンはL型カウンターを採用し、収納式カセットコンロと電気冷蔵庫を備えるなど、実用的な装備が揃っています。さらに、高断熱FRPワンピースシェルとダブルタイヤ、リアスタビライザーによる走行安定性の追求など、快適性と安全性の両面が考慮された設計です。
この「Grand Puppy」は、記事のテーマである「リアエントランスモデル」の中でも、特に「大人数での就寝」を最重要視するユーザーに向いた一台と言えます。比較的コンパクトな車体ながら、ロフトベッドとサロンベッドを組み合わせることで大人数での就寝を実現しており、子供のいる大家族や複数の友人同士での旅行に最適なレイアウトです。リアエントランスを採用することで、後方からの出入りが容易になり、アウトドアでの活動と室内空間の行き来がスムーズです。
ただし、その設計上、室内のレイアウトは就寝スペースの確保が優先されています。そのため、常設の広いリビングスペースや、独立したトイレ・シャワールームは備えていません。滞在時のくつろぎ空間は、主にサロンベッドを組み立てる前のダイネット部分となり、大人数が同時に室内でくつろぐにはやや手狭に感じる場面もあるかもしれません。つまり、旅のスタイルが「日中は外でアクティブに過ごし、夜はたっぷり眠る」というシンプルなパターンに合致する方にとって、非常に効率的でコストパフォーマンスに優れた選択肢となります。標準装備が充実しているため、追加オプションに頼らずとも基本的なキャンピングカー生活を始められる点も、初めての大家族でのキャンピングカー購入を考える層にとっては大きな魅力でしょう。
室内・装備画像
主な装備と詳細
- キッチン: 19L給水・47L排水タンクと収納式カセットコンロを備えたL型キッチンカウンター。
- 冷蔵庫: 65L電気冷蔵庫。
- ベッド: 最大3名就寝可能な跳ね上げ式ロフトベッドとサロン展開ベッド。
- マルチルーム: 広いスペースを確保した防水仕様のマルチルーム。
- エアコン: 省エネタイプの家庭用ルームエアコン。
- FFヒーター: エンジン停止時も使用可能なベバスト製FFヒーター。
- 換気ファン: 高機能ベンチレーター(MAXXFAN)。
- 収納: 扉付きルーフ収納庫、シューズラック、傘立て。
- エントランス: 網戸とリモコン連動ロックを備えたリアエントランスドア。
- 電装システム: 100Ah×3の鉛シールドバッテリー、昇圧走行充電、1500W正弦波インバーター、122Wサブインバーターを統合した電装システム。
- ボディ: 高断熱5層FRPワンピースシェル。
- 足回り: リアダブルタイヤ(2WD小径/4WD同径)と走行安定性を高めるリアスタビライザー。
ベース車両:トヨタ カムロード
乗車定員:8名
就寝定員:6名
車両価格(税込み):9,240,000円〜
公式製品ページ
Puppy(パピィ)シリーズ の詳細・スペック解説ページへ
Aletta(アレッタ) RE ナッツRV
ナッツRVが手がける「Aletta(アレッタ) RE」は、トヨタ・カムロードをベースにしたキャブコン型キャンピングカーです。その最大の特徴は、車両後部に設けられた「リアエントランス」ドアと、それによって実現した「隠れ家」のようなプライバシー性の高い空間にあります。エントランスドアを開けても室内が通りから丸見えにならないレイアウトは、駐車場や街中での滞在時にも落ち着きを保てる点で高く評価されています。
車内は、シンプルながら極めて合理的な設計思想が貫かれています。通常時は広大なコの字型ダイネットとして機能し、就寝時にはサイドベンチを含む車内全体がフルフラットのベッドルームへと大変身します。この「引き出し(Drawer)式ベッド」は操作が簡単で、家族連れやグループでもストレスなく寝床を準備できるのが魅力です。また、キッチンはリアエントランスの横に配置され、車外での調理や後部ドアを開けてのアウトドア的な使い勝手にも配慮されています。
快適性の面では、日本製の家庭用エアコンが標準装備されており、キャビン全体を効率的に冷暖房できます。電装システムは「EVOLITE」が標準で、大容量のサブバッテリーと正弦波インバーター、さらにソーラーパネルを備え、エアコンを含む家電をエンジン停止時にも安心して使用できる持続性を確保しています。より高性能なリチウムイオンシステムへのオプション変更も可能で、充電性能を高められる選択肢の広さも特長です。
リアエントランス仕様というテーマでAletta REを見ると、その真価は「開放感」と「遮蔽性」という一見相反する要素を見事に両立したレイアウトにあります。リアエントランスを採用することで、広々としたダイネット空間を確保しつつ、ドア自体が一種の目隠しとなり、外部からの視線を気にせずに車内でのんびり過ごせる「隠れ家的」な空間を生み出しています。これは、市街地での車中泊や、人目が気になる場所でのキャンプを想定するユーザーにとって、非常に大きなメリットとなるでしょう。
室内・装備画像
主な装備と詳細
- キッチン: 車外からも使いやすいようエントランス横に配置されたリアキッチンギャレー。
- シンク: 蛇口を引き出して外部シャワーとしても利用可能な深型FRP製シンク。
- 冷蔵庫: 70Lの冷蔵庫。
- 電子レンジ: 標準装備された電子レンジ。
- ベッド: 簡単な操作で車内全体を広大なフルフラット空間にできる引き出し(Drawer)式ベッド。
- バンクベッド: 就寝時以外は収納してダイネットの開放感を高められるスライド式バンクベッド。
- マルチルーム: クローゼットやトイレルームとして活用可能な半防水仕様のマルチルーム。
- 空調・暖房: 広いダイネット空間を隅々まで快適な温度に調整する日本製家庭用エアコン。
- 内装その他: 最大8名で囲める対面シートとサイドベンチを備えた超広大ダイネット。
- 窓: 快適性を高めるアクリル2重窓。
- 電動ステップ: 利便性を高める自動昇降ステップ。
- 電装システム: 使用状況に合わせて最適なバッテリーを選択可能な電装システム(EVO3またはエボライト)。
- 構造: 床下から天井まで隙間なく断熱された高断熱コンポジットパネル。
- 足回り: 走行安定性を高める強化サスペンションおよびリアダブルタイヤ。
※本モデルの電装システムは、リチウムイオン搭載の「HYPER EVO III」または鉛バッテリー仕様の「EVOLITE」から選択可能です。なお、EVOⅢを選択された場合は車両本体価格が1,130,000円(税込)高くなります。
ベース車両:トヨタ カムロード
乗車定員:6名
就寝定員:4名
車両価格(税込み):10,050,000円〜
公式製品ページ
Aletta(アレッタ) の詳細・スペック解説ページへ
LEBEN(レーベン)DC 東和モータース
LEBEN(レーベン)シリーズの DCモデルは、トヨタ・カムロードをベースに東和モータースが手掛けるコンパクトキャブコンで、最大の特徴はその名の通り「リアエントランス」を採用したレイアウトにあります。乗降口を車両後部に配置したことで、室内の中央部分を広大なリビングスペースとして確保することに成功しています。コンパクトなボディサイズは、日常的な街乗りや狭いキャンプ場へのアクセスを容易にし、国産車ならではの扱いやすさを感じさせます。室内は両サイドに設けられた大きな窓から光がたっぷりと入り、圧迫感のない開放的な空間が広がります。上質な家具や充実した装備が詰め込まれており、コンパクトでありながら本格的なキャンプライフを送れる仕様です。また、車外からもアクセス可能な「マルチルーム」を備え、濡れたレインウェアやアウトドアギアの収納、ポータブルトイレの設置など、多目的に使える実用性の高さも魅力です。
このモデルは、カムロードのリアエントランスモデルの中でも、そのレイアウトの利点を最もシンプルに体現した一台と言えるでしょう。後部にエントランスを集約したことで、室内はベッドや収納に邪魔されることなく、家族や友人とくつろぐための広々としたフリースペースが生まれています。この開放感は、特にキャンプでの団らん時間を豊かにしてくれます。一方で、寝泊まりには主にダイネットをベッドに変換して使用するため、就寝時には毎回布団の出し入れが必要となる点は、常設ベッドを好むユーザーにはやや手間に感じられるかもしれません。そのため、日中を中心にアクティブに使い、室内で過ごす時間をゆったりと楽しみたい方や、コンパクトサイズを活かして普段使いもしたい方に特におすすめです。装備面では、大容量サブバッテリーと高効率な充電システム、高出力の正弦波インバーターを標準装備し、家庭用エアコンをエンジン停止時にも長時間使用できる点は、真夏や真冬の快適性を担保する強力なポイントです。コンパクトなボディに「広いリビング」と「充実した電装」を両立させた、バランスに優れたリアエントランスモデルです。
室内・装備画像
主な装備と詳細
- キッチン: 車内での手洗いや簡単な調理に対応する蓋つきシンク。
- 冷蔵庫: 食材や飲料を効率よく冷やせる便利な両開き対応の12V/70L冷蔵庫。
- 電子レンジ: 車内での調理や食材の温め直しに活躍するヘルツフリー電子レンジ。
- 給排水: 機能的な水回りを支える19L給排水タンク。
- バンクベッド: 未使用時はスライド収納して空間を広げられる、大人2人が就寝可能なスライド式バンクベッド。
- マルチルーム: 外部ドア・窓・シャワーパン・FFダクトを備えた、用途に合わせて使える多目的スペース。
- 空調: 夏場でも車内で快適に過ごせる家庭用エアコン。
- FFヒーター: エンジンをかけずに車内を暖める冬場のキャンプに必須の暖房装置。
- 換気ファン: 車内の換気を効率よく行うMAXFANベンチレーター。
- 収納: エントランス付近に設置されたすっきりと収納できるシューズBOX。
- エントランスドア: 集中ドアロック機能とおしゃれなデザインを兼ね備えたハータル製エントランスドア。
- 窓: 断熱効果を高め結露を防止するアクリル二重窓。
- 電装システム: 300Ahディープサイクルバッテリー、CTEK高効率充電システム、1500W正弦波インバーター、バッテリー残量計、ACマルチコントローラー、オルタネーター(ディーゼル130A・ガゾリン100A)。
- ボディ構造: 不要な熱損失を抑え快適な室内環境を作る、欧州規格のスタイロフォーム断熱材(35mm)を採用した高断熱アルミコンポジットパネル。
- 足回り: 架装重量に合わせてリーフスプリングを強化し、尻下がりを防ぎ安定性を高めたリアサスペンションリーフ強化。
ベース車両:トヨタ カムロード
乗車定員:6名
就寝定員:5名
車両価格(税込み):10,054,000円〜
公式製品ページ
LEBEN(レーベン)シリーズ の詳細・スペック解説ページへ
WOHN(ヴォーン)DC 東和モータース
WOHN(ヴォーン)シリーズのDCモデルは、トヨタ・カムロードをベースに東和モータースが手がけるキャブコンで、リアエントランスレイアウトの標準モデルとして位置づけられています。その最大の特徴は、車体後方に設けられたエントランスドアとキッチンを配置することで、室内中央に広大なリビング空間を生み出した設計にあります。室内中央に大型テーブルを置き、対座シートと左側のサイドカウチソファーで囲むレイアウトは、家族や友人と向き合って過ごす団らんに最適で、窓から差し込む光も相まって非常に開放的な印象を与えます。常設ベッドを設けず、ダイネットを車体幅いっぱいのベッドとして活用するため、就寝時以外は居住空間を最大限に広く使えるのが利点です。運転席上のスライド式バンクベッドと合わせて最大6名が就寝可能であり、多人数での利用にも対応しています。加えて、高効率な走行充電システムと大容量のサブバッテリー、ソーラーパネルを標準装備し、家庭用インバーターエアコンをバッテリー駆動で長時間稼働させられるなど、長期滞在を見据えた充実した電装システムが大きな強みです。
「リアエントランスモデルという特徴から見たWOHN DCの魅力は、何よりも「開放感」と「自然との一体感」を両立させたレイアウトにあります。後方のエントランスドアを開ければ、キッチンに立ちながら外の景色を楽しめ、室内のダイネットスペースと外部空間が繋がるような感覚を得られます。これは、アウトドアでの調理や景色を楽しみながらの団らんを重視する方に特に好まれるポイントでしょう。また、車体幅が広く取られているため、室内中央のテーブルを囲む対座シートとサイドカウチによるリビングは、同クラスの中でもゆとりある広さを実現しています。注意点としては、常設ベッドがないため、就寝の度にダイネットからベッドへの組み替え作業が必要となることが挙げられます。広々とした居住空間を優先した設計のため、日常的な寝起きの簡便さよりも、日中を中心に広い空間で過ごすことを楽しむ方に向いているモデルです。さらに、標準装備から高性能な電装システムが手厚く組み込まれているため、キャンプ場に依存せずにエアコンなどの家電を活用したい方や、電力を気にせずに快適さを求める方のニーズに応える仕様となっています。総合的に、レイアウトの開放性と充実した電装の両面で高い完成度を持つ、本格派のリアエントランスモデルと言えるでしょう。
室内・装備画像
主な装備と詳細
- キッチン: 外部シャワーとしても使える引き出し式蛇口を備えたキッチンユニット。
- 冷蔵庫: 左右どちらからでも開閉可能な70L両開き冷蔵庫(12V)。
- 電子レンジ: インバーターによりバッテリー駆動可能な電子レンジ。
- 給排水: 清潔で耐久性の高い各60Lのステンレス製清水・排水タンク。
- バンクベッド: 大人3名が就寝可能なスライド式バンクベッド。
- 空調: サブバッテリーで約8時間稼働可能な2.2kw家庭用インバーターエアコン。
- ベンチレーター: 雨天時も使用可能なリモコン付きマックスファンベンチレーター。
- 外装: 遮光ブラインドとネットを内蔵した高断熱アクリル2重窓。
- エントランス: 集中ドアロックと連動するキーレス機能付きエントランスドア。
- 電装システム: トリプルサブバッテリー(345Ah)、1500W正弦波インバーター、280Wソーラーチャージャー。
- ボディ: 軽量かつ断熱性に優れた高断熱アルミコンポジットパネル。
ベース車両:トヨタ カムロード
乗車定員:7名
就寝定員:6名
車両価格(税込み):11,495,000円〜
公式製品ページ
WOHN(ヴォーン)シリーズ の詳細・スペック解説ページへ
CREA(クレア) 5.3RE ナッツRV
ナッツRVが誇るキャブコン最高峰「クレア」シリーズに、待望のリアエントランス仕様が登場したのがこの「クレア 5.3RE エボリューション」です。全長5.2m弱というコンパクトな車体に、キャブコンとは思えない広々とした室内空間と、フラッグシップならではの充実した装備を詰め込んだ、まさに「移動する高級プライベートルーム」と呼ぶにふさわしい一台です。その室内レイアウトの最大の特徴は、車両後部に設けられたエントランスドア。これにより、従来のサイドエントランスモデルとは異なり、車内の奥行きを存分に活かした開放的な空間設計が実現されています。ダイネットスペースは、サイドソファーの背面マットを通路に置くだけで、家族や友人と足を伸ばしてくつろげる「堀こたつ仕様」に簡単に早変わりします。就寝時には、60秒以内という驚きの速さでフルフラットな大型ベッドへと展開でき、日常の団らんから快適な睡眠まで、シームレスに移行できるのが魅力です。
このモデルを「リアエントランスモデル」というテーマで見た時の最大の魅力は、その「空間の質」と「自立性能の高さ」が両立している点にあります。リアエントランスレイアウトの真価は、単に乗降口が後ろにあるというだけでなく、それによって生まれる使い勝手の良さと収納力にあります。クレア 5.3REは、大人一人が入ることができる大型収納庫「ダブルマルチルーム」を実現しており、キャンプギアやスキー板などの長尺物、あるいは自転車なども収納可能な、他モデルにはない突出した実用性を備えています。さらに、絶大な支持を得ている超急速充電「EVOLUTION SYSTEM」と「インバーター機能付き家庭用エアコン」が標準装備されている点は、同クラスの中でも特に強力なアピールポイントです。これにより、エンジンアイドリング中はほぼ連続使用が可能で、就寝時にエンジンを止めても、サブバッテリーの残量で家庭用エアコンを快適に使用できます。つまり、騒音や排気ガスを気にせず、静かで快適な一夜を過ごせる自立性を手に入れられるのです。注意点としては、その充実した装備と大型ボディから、比較的高価格帯に位置すること、そして全高が高めであるため、低い制限高さには注意が必要でしょう。このモデルは、キャブコンの中で最高レベルの居住性と設備を求め、かつリアエントランスがもたらす利便性と大型収納スペースを活かしたアクティブな使い方をしたい方に、特に向いていると言えます。週末の家族キャンプはもちろん、趣味の道具をたくさん積んで長期間の旅に出たいというこだわり派のユーザーにとって、最上の選択肢の一つとなるでしょう。
室内・装備画像
主な装備と詳細
- キッチン: 一体式耐熱ガラスふた付シンクと2口ガスコンロを備えた調理スペース。
- 冷蔵庫: 115Lの大容量冷蔵庫(1WAY)。
- 電子レンジ: 便利なヘルツフリータイプの電子レンジ。
- 給排水: 各19Lの着脱式給排水タンク。
- ダイネット: 簡単な展開で堀こたつ仕様にでき、60秒以内でフルフラット化が可能なダイネットスペース。
- ベッド: スライド式で1800×1900mmの大型サイズに展開する、クラス最大720mmのクリアランスを確保したバンクベッド。
- マルチルーム: アクリル窓、網戸、シェード、FFダクトを備え、大人一人が入室可能な大型収納庫「ダブルマルチルーム」。
- エアコン: 就寝時もエンジンオフでバッテリー駆動が可能なインバーター機能付き家庭用エアコン。
- FFヒーター: エンジン停止中も室内を暖める燃焼式FFヒーター。
- 換気ファン: 効率的な換気を行うMAXX FANベンチレーター。
- 内装収納: シューズBOX、テレビ台、間接照明付きの左右天井キャビネット。
- 外装装備: 集中ドアロック付ハータル製エントランスドア、アクリル二重窓、高断熱アルミコンポジットパネル。
- 電装システム: 300Ahディープサイクルサブバッテリー、1500W正弦波インバーター、280Wソーラーパネル2枚、超急速充電「EVOLUTION SYSTEM」、急速走行充電システム、VOTRONICデジタルバッテリー残量計(Bluetoothコネクタ付)。
- 足回り: リーフ強化リアサスペンション、ダブルタイヤ仕様。
ベース車両:トヨタ カムロード
乗車定員:6〜7名
就寝定員:6名
車両価格(税込み):12,568,600円〜
公式製品ページ
CREA(クレア) の詳細・スペック解説ページへ
ZiL(ジル) VANTECH
VANTECHのZiL(ジル)シリーズは、誕生から25年以上の歴史を持つキャブコンで、その5代目となるモデルが「リアエントランス」という革新的なレイアウトを採用し、過去最大の進化を遂げました。ベース車両はトヨタ・カムロードであり、信頼性の高い走行性能を土台としています。このモデルの最大の特徴は、車両後方にメインの出入り口を設けた「リアエントランス」構造によって実現した、クラス最大級の広々としたリビングルームです。従来のサイドエントランスでは得られない開放感と一体感が生まれ、室内に立った時の空間の広がりは圧巻です。洗練されたデザインと最新機能をふんだんに搭載し、アイランドカウンターキッチンや大型の鏡を備えたおしゃれなマルチルームなど、細部にまでこだわった装備がラグジュアリーな輝きを放ちます。25年の歴史で培われたノウハウが、機能性と居住性の高次元での融合として結実した、まさに同社のフラッグシップモデルと呼ぶにふさわしい一台です。
カムロードのリアエントランスモデルというテーマで見た時、ZiLの魅力は何と言ってもその「空間の質の高さ」に集約されます。リアエントランスを採用する他モデルと比較しても、そのサイズはワイドボディであり、そこにVANTECH独自開発のCSボディを組み合わせることで、単に広いだけでなく、高い剛性と断熱性を備えた贅沢な居住空間を実現しています。具体的には、暖色照明のアイランドカウンター、大型電気冷蔵庫、衛生的なラップ式トイレ、ボイラーによる本格的なシャワーなど、長期滞在やこだわりのキャンプ生活を支える装備が標準で充実しています。電装面でもトリプルサブバッテリーと大容量インバーター、強化オルタネーターを備え、家庭用エアコンなどの大電力を安定して使用できる点は大きな強みです。注意点としては、その充実した装備と大型ボディに伴い、価格帯はカムロードベースのリアエントランスモデルの中では高めの部類に入ること、また全高がやや高めであるため、制限のある場所の通行には計画が必要な点が挙げられます。このモデルは、キャンピングカーの本格的な居住性とラグジュアリーさを最優先し、予算に余裕のあるユーザーや、家族での長期間の旅行、そして何よりも非日常的な特別感のある車中生活を追求したい方に最も適していると言えるでしょう。
室内・装備画像
主な装備と詳細
- キッチン: 暖色の照明で彩られたアイランドカウンター、Vitri frigo製85L電気冷蔵庫、電子レンジ。
- トイレ: 衛生的なラップ式トイレ「ラップル タイプB」を採用。
- マルチルーム: 大型の鏡とおしゃれな洗面台を備えた多目的スペース。
- 水回り: 100V電源&エンジン熱交換式の温水設備(22Lボイラー)とシャワーフォーセット。
- 空調・暖房: 家庭用セパレートエアコン、Webasto製FFヒーター、スモークタイプのMAXX FAN。
- その他: 断熱性と防音性に優れた大型アクリル2重窓、TVアーム。
- 外装: 3.5mサイドオーニング、電動エントランスアシストステップ、セキュリティLEDオーニングライト、人感センサー付きポーチライト。
- 外部収納: 210Lの大容量を誇る中フタ・LED照明付き外部大型収納庫、および丸ごと水洗い可能なリアバンパーゴミ収納庫。
- 電装システム: トリプルサブバッテリー、リモートスイッチ付き1500Wサイン波インバーター、バッテリー残量計(A/V/Ah)。
- ボディ: VANTECH独自開発のCSボディおよび汚れを軽減するドリップモール。
- 発電系: 12V-130AICへアップグレードされた強化12Vオルタネーター。
- 足回り: KYB社製VANTECHオリジナル・ショックアブソーバーを採用したVサスペンションシステム。
- 駆動系: 走行安定性を高めるリアワイドトレッド&ダブルタイヤ仕様。
ベース車両:トヨタ カムロード
乗車定員:7名
就寝定員:5名
車両価格(税込み):13,340,000円〜
公式製品ページ
ZiL(ジル)シリーズ の詳細・スペック解説ページへ
NINJA(ニンジャ) ダイレクトカーズ
ダイナミックなエクステリアデザインと、その外観の中に隠された「からくり」のような高い収納力が特徴のモデルです。サイドとリアにあるハンドルを引くと大きな収納ボックスが飛び出す仕組みになっており、特にリアボックスは横幅が広くスキー板なども収納可能です。インテリアは曲線と直線を組み合わせた落ち着いた雰囲気で、エクステリアとは対照的なデザインとなっています。リアエントランスを採用し、L字型ソファのリビング、リア配置のキッチンとバスルームなど、居住性を重視したレイアウトです。電装システムは大容量のリチウムイオンバッテリーとソーラーパネルを標準装備し、家庭用ルームエアコンをはじめとした多くのアメニティをエンジン停止時にも安心して使用できる充実ぶりです。さらに、エントランスドア横から展開するシャワー付きアウトドアシンクなど、キャンプシーンでの利便性を高めるギミックも備えています。
このモデルは、リアエントランスモデルの中でも、特に「収納力」と「電装性能」に突出した個性を放つ一台と言えるでしょう。最大の魅力は、スキー板も収納可能な大型のスライド式リアボックスをはじめとする、外観に溶け込んだ豊富な外部収納です。これにより、キャンプギアやアウトドア用品を車内に持ち込まずに済み、居住空間を広く清潔に保てます。また、大容量のリチウムイオンバッテリーとソーラーパネルは、比較的高価格帯のモデルに匹敵する仕様であり、長期の野営やAC機器を多用するスタイルに強く応えてくれます。居住性も高く、温冷シャワーが使えるバスルームや電動カセットトイレが独立して完備されている点は、プライバシーが確保された快適な車中生活を求める方に適しています。注意点としては、高度な装備と大容量電装システムを搭載していることから、価格はリアエントランスモデルの中でも高めの水準に位置づけられます。そのため、アウトドアでの本格的な長期滞在や、収納スペースの多さを最大限に活かしたアクティブなキャンプを楽しみたい方、そして充実した電装システムで車内の快適性を妥協したくない方に特におすすめできるモデルです。
室内・装備画像
主な装備と詳細
- キッチン: 強化ガラスカバー付きシンク&2口コンロ(温水対応)と、エントランス横に配置された電子レンジ。
- 給排水: 給水81L / 排水62Lという大容量タンク。
- 冷蔵庫: 左右どちらからでも開く90LのDC両開き冷蔵庫。
- サニタリールーム: 電動カセットトイレと温冷シャワーを完備したバスルーム。
- ベッド: 収納可能なスライド式バンクベッドおよびベッド展開可能な大型リビングテーブル。
- エアコン: リビングエリアの棚に設置された家庭用ルームエアコン。
- ボイラー&ヒーター: 温水および暖房設備。
- 換気ファン: 高機能なマックスファンスモークとソーラーベント。
- 収納: テレビ台兼用のシューズボックスやグラスストッカー。
- 外部収納: スキー板も収納可能なスライド式大型リアボックスおよびサイドボックス。
- ギミック: エントランスドア横から展開するシャワー付きアウトドアシンク。
- 電装システム: 400Ah大容量リチウムイオンバッテリー、1500Wインバーター、400Wフレキシブルソーラーパネル、集中スイッチパネルを統合した電装システム。
- 構造: エアロフレックスおよびポリスチレンフォームによる断熱施工。
ベース車両:トヨタ カムロード
乗車定員:7名
車両価格(税込み):13,480,000円〜
公式製品ページ
NINJA(ニンジャ) の詳細・スペック解説ページへ
LOGHOUSE(ログハウス) ダイレクトカーズ
ダイレクトカーズが手掛ける「LOGHOUSE(ログハウス)」は、全長5mを切るコンパクトなボディに、まるで山小屋のような温かみとアウトドア志向の機能性を凝縮した、個性豊かなリアエントランスモデルです。その最大の特徴は、ウッディな内装と、後部に設けられた開放的な大型リアゲートです。このゲートを開ければ、そこには大きなラウンドソファが配置されたコの字型の広々ダイネットが広がり、室内と自然とが一体となるような解放感を味わえます。ゲートは単なる荷物の出入り口ではなく、景色を楽しむ大きな窓としても機能し、キャンプ場での滞在時間を豊かにしてくれるでしょう。
さらに、アウトドアでのアクティブな使用を強く意識した装備が随所に散りばめられています。例えばエントランス横には、アウトドアシャワーとして展開可能な給水設備が備わっており、海や山遊びの後にさっと体を流すといった使い方が想定されています。電装システムも非常に充実しており、大容量のリチウムイオンバッテリーとソーラーパネル、大出力のインバーターを標準装備。これにより、電子レンジや本格的なDCクーラーなどの家電を、アウトドアでも安心して使用できる持続力が魅力です。コンパクトでありながら、どこか懐かしく温もりを感じる内装と、現代的な充実の電装が融合した一台と言えます。
この「LOGHOUSE」を、リアエントランスモデルという視点から見た時の最大の魅力は、その「開放感とアウトドア直結の設計思想」にあります。多くのリアエントランス車は後部ドアを採用しますが、本品はより大きく開くリアゲートを採用することで、車内と野外を視覚的、空間的に繋げることを追求しています。バンクベッドの下部には電動昇降式のプルダウンベッドも備え、就寝人数の柔軟性も確保しつつ、普段は広々としたラウンジ空間を維持できる点は、リアエントランスレイアウトの利点を活かした設計です。
注意点としては、その独創的なデザインと装備の充実度から、価格帯は比較的高めの部類に入ることが想定されます。また、ウッディで個性的な内装は好みが分かれるかもしれません。標準装備のDCクーラーは効きが良くサブバッテリーへの負担も少ない利点がありますが、家庭用エアコンを求める方には別の選択肢となります。
このモデルは、キャンピングカーでの旅において、自然の中にいることを最も大切にしたい方、キャンプサイトで車内に籠もるのではなく、開放的な空間で仲間とくつろぎたい方に特におすすめです。アウトドアシャワーや強力な電装システムは、海や川でのマリンスポーツ、山岳地帯でのアクティビティを楽しむアウトドア派のニーズにぴったりと合致します。コンパクトな全長を活かして街中での移動や駐車も比較的容易でありながら、中に一歩入れば非日常的な山小屋風の空間が広がる、日常と旅の切り替えを演出してくれる一台と言えるでしょう。
室内・装備画像
主な装備と詳細
- キッチン: エントランス横に配置されたシンク(温水対応)と、上部に標準装備の電子レンジ。
- 冷蔵庫: 食材保存用の85L冷蔵庫。
- 給排水・温水: 外部給水口を持つ66L清水タンク、40L排水タンク、カセットガス式温水ボイラー。
- ベッド: 上部のバンクベッドおよびリア側の電動昇降式プルダウン2段ベッド。
- エアコン: DC12Vで稼働する本格的なDCクーラー。
- ヒーター: FFヒーター。
- 換気ファン: 室内空調用のシーリングファン。
- テレビ: バンクヘッド部分に設置可能な32インチ大型テレビ。
- 内装: ウッディな内装家具とラウンドしたコの字型ダイネット。
- 大型リアゲート: 荷物の出し入れがしやすく開放的なウィンドウとしても機能する大型リアゲート。
- 外部設備: エントランス横で展開可能なアウトドアシャワー、外部ウッド収納、家電が使える外部出力コンセント。
- 電装システム: リチウムイオンバッテリー×3、355Wソーラーパネル、2000Wインバーター、C-TEK走行充電を完備した強力な電装系。
- ベース車両: Wi-Fi機能付き7インチナビ(連動ETC2.0・ドラレコ含む)、ダブルタイヤ仕様。
ベース車両:トヨタ カムロード
乗車定員:8名
車両価格(税込み):13,950,000円〜
公式製品ページ
LOGHOUSE(ログハウス) の詳細・スペック解説ページへ
DN-75 (KATANA) ダイレクトカーズ
2026年1月のジャパンキャンピングカーショーで発表されたトヨタ・カムロードベースのキャブコン「DN-75(KATANA)」は、ダイレクトカーズの既存モデルの良い点を取り入れた集大成的な一台です。その最大の特徴は、ワイルドなオーバーランダースタイルの外観と、ダークブラウンで統一されたラグジュアリーな内装という、一見相反する二つの世界観を見事に両立させた点にあります。外装はサンドベージュのラプター塗装とチップ塗装が施され、強靭な印象を与えますが、車内では、取っ手のないR加工が施された木目調の家具が落ち着いた大人の空間を演出します。この対比こそが、KATANAの真骨頂と言えるでしょう。
コンパクトなボディながら、リアに観音開きのエントランスドアを採用したことで、室内レイアウトにゆとりが生まれています。室内には対面式ダイネット、折りたたみ式2段ベッド、専用踏み台付きのバンクベッドを備え、十分な就寝人数を確保しています。また、リアの観音開きドアは長尺物の積み込みを容易にするなど、アウトドアでの実用性も考慮されています。電装システムは、大容量リチウムイオンバッテリーと高出力インバーターを搭載し、エンジン停止時でも各種家電を安心して使用できるパワーを備えています。
このDN-75(KATANA)は、カムロードのリアエントランスモデルの中でも、特に「非日常的な冒険と、上質な休息の両立」を追求する方におすすめできる一台です。オーバーランダーを思わせるワイルドな外観と、各種装備は、舗装路から少し外れた場所へのアプローチに自信を与えてくれます。一方で、内装の素材や照明にまでこだわった室内空間は、自然の中にいながらもリラックスした時間を提供します。リアエントランスレイアウトは、調理スペースを後方に集約することで居住空間を広く使える利点があり、KATANAではそれがラグジュアリーなインテリアを楽しむためのゆとりにつながっています。
注意点としては、本格的なオーバーランダースタイルと高品位な内装、大容量の電装システムを搭載していることから、価格帯は同ベースのリアエントランスモデルの中では高めの部類に入ることが想定されます。また、大人数での就寝が可能ですが、コンパクトなボディサイズでそれを実現しているため、大人数で利用する際には収納や身動きの面で計画的な荷物の整理が求められるでしょう。総合的に、アウトドアでのチャレンジングな使い方と、帰ってきてからの至福のくつろぎを同等に重視する、こだわりのあるキャンパーにとって、他にはない個性と魅力を放つ選択肢となるモデルです。
室内・装備画像
主な装備と詳細
- キッチン: 屋外でも使用可能なカセットガス式コンロと、シャワーヘッドを外部に向けられるシンクを備えた調理スペース。
- 冷蔵庫: 冷蔵庫50Lと冷凍庫50Lをそれぞれ独立して配置した大容量の冷却設備。
- 給排水: 各20Lの容量を確保した給水・排水タンク。
- ベッド: コンパクトながら就寝人数を確保する折りたたみ式2段ベッド。
- バンクベッド: 専用踏み台と補強キット付きで、はしごを使わずに昇降可能なバンクベッド。
- エアコン: 室外機を外部に設置した家庭用エアコン。
- FFヒーター: エンジン停止中も車内を暖めるFFヒーター。
- 換気扇: 車内の空気を入れ替える換気扇。
- テレビ: エンターテイメントを楽しむ32インチスマートTV。
- 照明: 雰囲気のある間接照明と、取り外して好きな場所で使える読書灯。
- 内装: ダークブラウンの木目調で統一され、取っ手のないR加工デザインが施された家具一式。
- 収納: 「刀」プレート付きボードやシューズボックスなど、使い勝手を考慮した収納家具。
- 外装: サンドベージュのRAPTOR塗装とチップ塗装が施されたワイルドなオーバーランダースタイル。
- 外装: 「オーバーフェンダー」およびサイド下部の「アルミ縞板パネル」。
- リアエントランス: 雨どい付きで内側が縞鋼板仕上げのリア観音扉。
- 電動ステップ: ドア開閉に連動して自動展開するリアエントランス用電動ステップ。
- 外部装備: 外装に取り付けられたサンドラダー、スコップ、水タンク。
- 電装システム: 300Ahリチウムイオンバッテリー、2000Wインバーター、走行充電、集中タッチパネルを完備した電装システム。
- ボディ: アルミ製シェルボディ支持を採用した堅牢な構造。
ベース車両:トヨタ カムロード
就寝定員:4〜6名
車両価格(税込み):13,980,000円〜
公式製品ページ
DN-75 (KATANA) の詳細・スペック解説ページへ
LIBERTY(リバティ)52RE i ANNEX
LIBERTY 52RE iは、アネックスが誇るフラッグシップ「LIBERTY 52」シリーズのリアエントランスモデルです。車両後方左側にエントランスを配置したことで、室内の中央から後方にかけて、広大なダイネットと充実したキッチンスペースを実現しています。その最大の見どころは、ダイネットをベッドに展開した時に得られる、幅1,800mm×奥行き1,860mmというクラスでも突出した広さの就寝空間です。大人数での団らんや、家族がゆったりと寝転がれる快適さは、このモデルの大きな強みと言えるでしょう。
装備面でもフラッグシップらしい充実ぶりが光ります。洗面台やソーラーベンチレーターを備えたマルチルームは、長期滞在時の利便性を高めます。そして、その豊富な装備を支えるのが、標準で搭載される「Extra Power 2400」電装システムです。リチウムイオンバッテリーとサイン波インバーターを中核に、薄型ソーラーパネルや外部AC充電器を組み合わせ、家庭用エアコンやFF床暖房システムといった高消費電力の装備をストレスなく使いこなせるパワーを確保しています。さらに、大容量のリチウムバッテリーを選択できるオプションも用意されており、アウトドアでの電力自立性を極めたいユーザーにも応えられる柔軟性を持っています。
このモデルは、「カムロードのリアエントランスモデル」というカテゴリーの中でも、特に「居住空間の広さと快適性」を最優先する方に強くおすすめできます。リアエントランスレイアウトの利点を最大限に活かし、室内に圧倒的なオープンスペースを生み出している点が特筆されます。ダイネットの広さは比較対象の中でも群を抜いており、子供連れの家族や、車内で過ごす時間を大切にしたいグループにとっては、他モデルとの明確な差別化ポイントとなるでしょう。
一方で、そのサイズは、比較的コンパクトな他社のリアエントランスモデルと比べると、やや大きめです。日常的な車庫入れや狭い路地の通行には、若干の注意が必要かもしれません。また、フラッグシップモデルとしての充実装備と高性能な電装システムは、価格帯を高めの水準に位置づけています。そのため、予算に余裕があり、キャンピングカー生活における「空間のゆとり」と「電力の豊富さ」の両方を最高水準で求める方にとって、LIBERTY 52RE iは非常に有力な選択肢となります。カムロードベースでありながら、ワンボックスキャンピングカーのような広々とした室内感覚と、長期滞在を見据えた本格的な装備を兼ね備えた、ハイエンドな一台と言えるでしょう。
室内・装備画像
主な装備と詳細
- キッチン: 耐熱ガラスカバー付き2バーナーコンロ、ガラスカバー付きステンレスシンク、LED付きレンジフードを備えたキッチンスペース。
- 冷蔵庫: 12V・100V自動切替対応の85L横開き型DC冷蔵庫。
- 電子レンジ: キッチン部に装備された電子レンジ。
- 給排水: 清水タンク63Lと排水タンク75L。
- ベッド: スライド式バンクベッド(1,940×1,740mm)と、ダイネット展開ベッド(1,800×1,860mm)。
- マルチルーム: 洗面台、ミラー、ソーラーベンチレーター、防水パンを完備した外部アクセス可能なマルチルーム。
- エアコン: 快適な室内環境を実現する家庭用エアコン。
- FFヒーター: 燃料燃焼・強制排気式のFF床暖房システム(温水湯沸かし・温風リアヒーター統合型)。
- 換気ファン: ルーフベンチレーター(マックスファン)。
- 収納: シューズBOX、クローゼット、リアカウンターキャビネット。
- 内装装備: TVステー、着脱式フロント間仕切りカーテン、バンクベッドカーテン、オゾン発生器(CAIR)。
- 電動ステップ: エントランスドア連動型の電動ステップ。
- エントランス: 網戸付きエントランスドア。
- 外部収納: リア床下(右)、右側面、左側引き出し式の外部収納庫。
- 電装システム: Renogy製リチウムサブバッテリー2,400Wh、2,000Wサイン波インバーター、薄型360Wソーラーパネル、走行充電システム、外部AC充電器、集中コントロールパネルを完備(Extra Power)。
- ボディ: ゲルコート仕上げのFRP断熱構造ボディ。
※掲載の電装スペックは標準の「Extra Power 2400」グレードです。この他に大容量リチウム(4800Wh/9600Wh)を搭載した「Ultra Power」「Max Power」グレードも選択可能です。
ベース車両:トヨタ カムロード
乗車定員:8名
就寝定員:5名
車両価格(税込み):15,771,000円〜
公式製品ページ
LIBERTY(リバティ) 52シリーズ の詳細・スペック解説ページへ
カムロード リアエントランスモデルの比較と選び方のポイント:まとめ
- リアエントランスは車内中央に広いリビングを確保できる。
- 調理中もリビングと一体感のある団らんが楽しめる。
- モデルはエントリー、スタンダード、フラッグシップに大別される。
- 就寝は主にバンクベッドとフルフラットベッドの組み合わせ。
- 車外収納「マルチルーム」でアウトドアギアの整理が容易。
- 開放的なコの字ダイネットは多人数での団らんに最適。
- キッチン配置により調理者も景色や会話を楽しめる。
- コンパクトモデルは都市部での扱いやすさが魅力。
- 高装備モデルは長期滞在にも対応した快適性を提供。
- 後方ドアのため駐車時は後方スペースの確保が必要。
- 路肩での乗降時は後方の交通に注意を要する。
- レイアウトの特殊性から架装コストが高くなる傾向。
- 予算と装備の優先順位を明確にすることが重要。
- 各モデルは就寝人数や電装システムで特徴が分かれる。
- ライフスタイルに合ったモデル選びが快適な旅の鍵。
モデルの詳細なスペック比較はこちら